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皆さんお待ちかね虜囚テキスト第二弾。
前回同様エロいかどうかは見た人の主観次第なのではっきりしませんが、
エロイと言うよりか、結構えぐいです。
結構生々しい表現もあるので苦手な方は注意。スカトロ表現ははまだ無いが、食事前は見ない方が良いかも。
徹底したエロを楽しみたい方はlet's try
ただし、読後の苦情などは一切受け付けません。
内容は前回同様双子座に延々いたぶられる翼竜の図です。
後半は翼竜が掴まる経緯の前日誕。バトルシーンはありますがエロシーンはありません念のため。
こう言う経緯で捕らえられたのだと参考にどうぞ。

前置きはそこそこに、本編に移ります。


 『…うああっ…、あっ…!はああっ…、あがああぁぁっ…』
 果たして薄明るいのか暗いのか解らない堂内に、獣じみた悲鳴が響いた。その声は時として激しく、そして哀れで切なくもあった。
 哀れな悲鳴の中に、粘液を掻き乱すような音も混じる。その音がひと際高くなるにつれて先の悲鳴も更に哀れになった。そして粘液の音の狭間に、嘲笑にも似た酷く無邪気な笑みが聞こえた。それはまるで悪戯をする子供のようなニュアンスで、声は大人のものだった。
 声のごとく無邪気に双子は自身が捕まえてきた獲物を弄んでいた。偶然見つけて捕まえたまだ完全に覚醒する前の、哀れな翼竜。
 翼をもがれたそれは、毎日のようにこの無邪気で残酷な双子に弄ばれていた。もう、捕らえられてどれだけの歳月が過ぎたかを知る術もない。自分は生まれた時からここに繋がれていた感覚すらする。ここに連れ込まれる前までの、まして自分が人であった時の記憶など殆どない。
 そして、その身体はすっかりこの双子の好みに仕立て上げられている。
 その身体は双子が少し刺激するだけで疼き出し、直ぐにでも求めだすようになっている。それ以前に双子はとても指使いや舌使い、相手を高ぶらせるための愛撫がとても上手かった。そして、不幸なことにこの獲物は自分で自分を高める術や自慰の方法や種類など殆ど知らなかった。それらに関する知識の乏しさをつけ込まれ、今ではすっかり双子に身体を調教されて、彼ら好みの身体になっていた。今となっては翼竜は自分一人では快楽も欲望もすべて持て余してしまうようになった。
 そんな翼竜の身体を双子は何よりも好んでいたし、好色な彼らは気が向けばいつでもそれと交わっていた。そう、貪欲なこの二人に応じるために、この翼竜もまた多欲である必要があったのだ。
 当人がそれを全く望んでいなくとも。

『あ…あ、…か…は、あ…・あ・…』
 幾度かの指責めにラダマンティスは身体を痙攣させた。恍惚にも似た軽い痺れと皮膚の下を這い続ける脈の感覚に苛まれながら、ラダマンティスは吐息と唾液を同時に吐いた。それは、あるものは銀の糸となって床に伝い、またあるものは顎を流れて首輪に絡まった。
 双子はまるで彼の身体を調べるように、強いて言うなら子供が昆虫を弄ぶように興味津々でこの翼竜の身体を嬲っていた。
 一方がラダマンティスの腕を後ろから羽交い締めにして押さえつけ、もう一方が屈み込んで彼の股ぐらに顔を突っ込んで、ある時はイチモツに食らい付き、またある時はその奥に潜む蕾みを弄って遊んでいた。
 彼らは専ら好んで蕾を弄っていた。そこを開かせて自分達と交合うためだ。
 押さえつけている方の双子が情欲にかまけて後ろから幾度も獲物の項に舌を這わせた。『くはっ…ッ』それだけで、哀れなこの生き物は身体を細かく震わせた。喘息じみた吐息が止んで身体の痙攣とともに声帯を痙攣させる。
『フフ、可愛いな。すごく可愛いなお前…』
 押さえている双子は痙攣を繰り返すこの生き物が面白くて幾度も舌で刺激を繰り返した。最初はくすぐったさからか激しく抵抗した。だが今は、身体を哀れに痙攣させて切ない吐息を繰り返すだけだ。
 既にラダマンティスの身体は舌の刺激だけで達しそうになっていた。首筋を舐められるだけで、股間のイチモツが更に漲り、痙攣を繰り返す。背後の双子はその様子を肩越しに見ながら嬉しそうに言った。
『…お前、こうされているだけでイッてしまいそうなのか?…』
 『………』ラダマンティスは答える術を持たなかった。ただ、その舌の動きに呼吸と身体の動きを合わせていた。そして、声帯を痙攣させたような小刻みな声を幾度も繰り返した。
 そのまま恍惚の内にラダマンティスのイチモツが軽く撓った時、今度は屈み込んで股ぐらに顔を突っ込んでいた方の双子があるものを引っ張った。
 下腹部に覚えた鋭い痛みに、ラダマンティスは一瞬のうちに恍惚を断たれた。
 それは、男根を根元で縛った紐だった。これでずっと射精を止められているのだ。それは調度、引っ張れば引っ張るほど締まるように、そして決して緩まないように上手く結ばれていた。
 それの根元を更に締め上げられ、恍惚を引き裂かれたラダマンティスは情けのない悲鳴を上げたが、その声を聞き慣れている双子は意に介せず会話をした。
『そんなことをしたらこいつがイッてしまうだろう?サガ?』
 サガと呼ばれた方の双子は悪びれもせず獲物の後頭部に顔を埋め、充血してほんの少し存在感を増したラダマンティスの乳首を摘まみ上げた。『………!』それだけで身体を僅かに痙攣させるラダマンティスが堪らなく愛おしくてサガは恍惚とした笑みを浮かべる。熱に浮かされたサガの碧色の瞳は情欲に潤んでいた。
『フフ、そう言うなカノン。私だってもうこれとしたくてしたくて堪らないのだ。…そっちの具合はどうだ?』
 カノンと呼ばれた方は開かれたそこに指を銜え込ませながら念入りに弄った。銜え込んだそこは激しい脈を刻みながら時々噛み締めるように粘膜を動かした。
『…解っているだろうサガ?これがこうなった時点で、完全に挿入OKだ。突っ込んだら直ぐにでも自分から尻を振り乱すだろうよ』
 その痴態を思い起こしたラダマンティスは悔しげに目を閉じた。
 『…そうか?』半分とぼけたような様子で、サガは背後から獲物の臀部の間に指を突っ込んで、すっかり開いた彼の蕾を指で撫でた。そこはぽってりと熱く膨らんで押さえつけた指を弾力的に受けつつ柔らかく包み込んだ。塗りたくられた香油で涎に塗れているかのような浅ましい穴だった。
 何より、触られただけでこの獲物は痙攣している『…ッあ!』。サガは人差し指のみを開いた粘膜の狭間に滑り込ませた。
『…確かに、こんなに開いて濡れて、食いつくように奥が締まってくるな。酷く浅ましくなっているぞ』
 『凄く浅ましい身体だ…』その穴を貫いて掻き乱す瞬間を想像しながらサガは嬉しそうに恍惚と囁いたが、ラダマンティスは聞きたくないように悔しげに目を閉じた。『…フフ』目を閉じたラダマンティスを追求するようにサガの指が狭い腸内を這い回る。濡れて脈打ちながら絡み付く粘膜を、直ぐにでも掻き乱してやりたくなる。そして、獲物もそれを望んでいるだろう。
 ラダマンティスの閉じた瞼が次第に痙攣して緩んでいく。それでも必死に堪えている様子が可愛くてたまらなかった。まるで試すかのようにその指を激しく掻き乱す。この穴に突っ込まれて一体どこを擦られたら感じるかぐらい、この双子は解りきっている。この双子の思惑通り我慢比べは長く続かなかった。次の瞬間には身体をきつく痙攣させたラダマンティスの声帯から切なげな声が漏れた。ラダマンティスは堪え性のない自らの身体を呪ったが、手塩をかけてこの双子がそのように仕込んだのだから仕方のない話だった。
 サガもすっかり滾ったをイチモツを幾度もラダマンティスの臀部に擦り付けながらまるで交わっているかのように指を動かした。その様子を見かねたカノンがイカせる気かと窘める。
 しかし、狭く火照ったラダマンティスの腸内を弄るその指は痙攣と切ない声を聞いて次第に焦らして浅く弄りだした。また焦らしだ、身体の中でざわめく恍惚が遠ざかるのを感じながらラダマンティスは苛立った。
 その様子を楽しむかのようにサガは、
『確かに、これならば動かすどころか突っ込まれただけでこいつはまず達してしまうだろう。これを勢いよく弾けさせて』
 『今度は何メートル飛ばすかな?』カノンは茶化すように合わせながら、射精すらさせてもらえない哀れな器官を先端から根元へと撫でた。指の感触とともにラダマンティスの身体に走る痙攣が、この双子を堪らなく興奮させる。
 『………』ラダマンティスはこのままでは身が保たないと思っていた。こいつらは知っているのかどうか解らない。身体とその奥が熱くて、こうして熱い双子の肌が触れているだけでどうにかなりそうなのだ。このまま更に狂ってしまいそうな恐怖に耐えかねて彼は常に降伏の言葉を発していた。
 『………さい…』それは、幾度目かの責めの後で毎回必ず言わされてきた言葉だった。
 獲物が久しぶりに人の言葉を発したことに、双子は俄に興味をそそられた。

調教済みラダマン、早くも降伏。

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