いったいどう手(口)を尽くしたというのかサガマイス。
上着を脱いだぞ。
サガ『かくなる上は注射しかあるまい。これでお前を苦しめる悪い菌を追い出してやる』
座薬とも言います。
ラダマイス(結局それかよ…!)
風邪を引いて辛いのに、それだけは避けたい。
ラダマイス『…なんだか喉が渇いた…。済まないが、そこのリンゴをすりおろしてはくれんか?』
今まで画面の端で存在感を放っていた小道具のリンゴが登場。
サガ『…!』
サガ『これか…』
ラダマイス『そうそう。台所に擦り器があるからそれで摺ってくれ』
奴が台所でリンゴを摺っている間に…、
ラダマイス(逃げるのだ)
こいつのお馬鹿な治療プレイになんか付き合っていられない。
…が、
ラダマイス『…お前が食うな!』
ナイスな突っ込みポーズ。
で、
口移し。
ラダマイス『うぐぐぐ…』
そう言えば、こいつに摺り器なんて無用だ。
そのついでに、
人の太ももを触ってくれている。
ラダマイス(…摺りリンゴは浅はかだったのだ…)
ちょっと後悔。
………。
サガ『これよりもっと栄養価値の高いものを飲ませてやるぞ?』
今なら上の口下の口選択可能。
勿論飲ませる気満々。
ラダマイス『…いや、胸焼けしそうだし遠慮しておく』
だがそこに、
カノン『待たせたなラダマンティス!このオレが来たからにはもう安心だ!』
何と、余りの暑さに尼僧服を脱ぎ捨てたシスターカノンが登場。
ロザリオがシスターの名残。
カノン『このオレがお前の隅々まで愛撫…ゲフン看病してやる』
簡単に本音が出るのは双子座の仕様。
…って、
カノン『サガ!何で貴様がここにいるんだ!』
サガ『それはこっちの台詞だ!何しにここに来た!』
ラダマイス、
(またややこしいのが来た…)
ただでさえ暑苦しいのに勘弁してくれ。
更に追い討ちをかけるように、
カノン『退けサガ!そいつはこのオレが全霊を込めて看病するのだ!』
込めるもん違うだろお前達。
サガ『こんなところで脱ぐな暑苦しい!』
自分のことは棚に上げる。流石はサガ。
折角なので脱ぎポーズアップ。
ロザリオがセクシー。
という前に、尼僧服脱いだらいやに積極的、煩悩爆発。
で、その暑苦しい…いや、セクシーな裸体で迫る。
カノン『そこを退けいサガ!』
サガ『お前こそ失せぬか!』
そのまま喧嘩が勃発。
ラダマイス(…病人の頭の上で勘弁してくれ…)
一番の受難はこいつだ。
更に喧嘩は白熱。
おかげで脱出できそうだ。
ラダマイス(…今の隙に逃げるのだ)
なんて板についた白け面か。
何と、喧嘩に夢中で全く気付かない。
ラダマイス『………』
せいぜいやり合ってろ。
で、再び戻って来たラダマイス。
ラダマイス(まだやっとるな…)
病人のベッドを乗っ取って、一体何やっとるんだこいつらは。
中略。
夕方、
ここで相棒のAPラダがご帰還。
『調子はどうだ?カアチャン』
そのカアチャンは、
おでこに冷えピタ。
ラダマイス『どうしたもこうしたもないわ。変な看護人が続々現れて散々だったぞ』
吸われるは突っ込まれるは。
その変な看護人達は…。
こんなことになっていた。
やっぱりフライパン。厄介な人間関係はこれ一発で解消。
ラダマイス『アレは人選ミスだろ?何だって双子座兄弟なんか呼んだんだ?』
APラダ『………??』
双子座って…。
APラダ『双子座と言えば双子座だが、オレが看病を頼んだのは海竜の方だぞ?』
回想編。
APラダ『…と、言う訳でオレ明日仕事だし、カアチャン熱があって明日も寝込みそうだから
代わりに面倒見てやってもらえんか?』
こんな天の邪鬼な海竜カノンに頼み事ができるAPラダって、ある意味凄い。
海竜カノン『…ほう。と、言うことはこのオレにロボマンティスの面倒を見ろということか』
APラダ『そうだ。玄関のゴミ出しとか、鉢植えの水やりとか忘れるなよ。
特にゴミは収集間際じゃないと野良猫が荒らすんだ。手を抜くんじゃないぞ』
海竜カノン『…お前のところの自治体はゴミは籠に入れないのか??』
でもやっぱり海竜は海竜。
海竜カノン『…良かろう。ただし、人に頼み事をする時は、
相応の見返りを要することを忘れてはおらんだろうな?』
APラダ『分かってる。今度ラーメン奢ってやるから』
海竜カノン『安すぎるわ!』
双子座類の間で見返りと言えば勿論これ。
海竜カノン『ではまず即金で前払いをいただくぞ?』
APラダ『分かったから、明日カアチャンの面倒ちゃんと見ろよ!』
回想編終わり。
ラダマイス(なんだか頭痛が…)
そして、
ラダマイス『あの海竜がまともにオレの面倒見に来る訳ないだろ!』
それこそ面倒をサガに振るに決まっている。
APラダ『ははは、それもそうだよな』
それもそうだじゃねえだろ。
ラダマイス(わかってやっとるんか貴様は…!)
更に熱が上昇。
ようやく熱も下がったところで、
ラダマイス『…今日はもう寝るのだ』
冷えピタは撤去。
で、寝室に向かったら、
こんなのが二人して待ち受けていた。
『…随分と遅かったではないかラダマンティス』
煩悩のピンクレディー登場。
いやオレはラダマイス、と言いかけたのをこらえて、
ラダマイス『…生きてたのかお前ら!』
殺す気でやったのかお前は!
カノン『…縁起でもないことを言うな』
…て、言うかまだ人のベッドにいたのかお前ら。
テーブルの上にジュースが。
これを飲みながら待っていたのかと思うとなんだか笑える。
サガ『…実は二人で協議した結果、互いに消耗を控えるため停戦しようと言うことにしたのだ』
どうやらフライパンの一撃は二人の頭を冷やしたようだ。
ラダマイス『…ふーん、そう…』
と、言う腰は既に引けている。
ラダマイス『仲直りは良いことだ。…じゃあさいなら…』
適当に流して速やかに退場。
逃がすか!
ラダマイス『…ギャッ!』
カノン『…さっきのお礼をたっぷり返してやろう』
サガ『何かとやり残したこともあるしな』
こいつの大好きな注射がまだでした。
そのままベッドに連行。
ラダマイス(フライパンはまずかったのだ…)
同じ小道具なら手榴弾にしておけば良かった。
とは言え、自分の寝室を吹っ飛ばすことなんてできんか。
とか考えていたら、
ズボンを脱がされた。
流石はパンツ職人。
同じくパンツ職人の弟にシャツを脱がされあっという間に素体姿に剥かれた。
ヤバいぞこいつら、やる気満々だ。
『さあたっぷり可愛がってやるぞ』
恐るべしパンツ職人兄弟。
そう思いつつ、ちょっとサガは邪魔だと思っているカノン。
剥かれたら剥かれたで、
後は双子の成すがまま。
まずはそこか!
ラダマイス『!』
つんつるてんの素体に付いているのか?とか言う素朴な疑問は無視する。
流石はWSTが誇る最強の煩悩男。
構図も最強の変態っぷり。
こんなん大まじめに撮ってる管理人も。
しかしその舌捌きは最強。
パンツ職人を侮ってはならない。
更に、
パンツ職人弟の指技が炸裂。
あんたら、病人になんばしよっとですか!
そして管理人、フォトショップまで駆使してなんて遊びしとるんだ!
お後がよろしいようで。
APラダ『………』
そのAPラダは海竜とこんなことに。
APラダ『何か寝室から悲鳴のようなものが聞こえなかったか??』
海竜カノン『さあ?知らんな』
なんと海竜、やる気満々だ。
双子座類という奴は…。
APラダ『お前、カアチャンの世話を他の奴に振っただろ!
お陰で変なのが来てオレが怒られたではないか』
変なのとは言わずと知れた他の双子座類だ。
海竜カノン『ロボマンティスの世話人なんか知るか。
そもそも、オレは奴の面倒は請け負ったが、オレがするとは一言も約束していないぞ』
カノンの方が一枚上手。
海竜カノン『約束は約束だ。後金を貰うぞ』
APラダ『ルール違反だ!』
しかし、カノンの言っていることはある意味筋が通っている。
APラダ(でもなんだか悔しいぞ…)
単純さが元になって常に理屈で言い負かされるAPラダ。
これもまたお後がよろしいようで。
エロと馬鹿の限りを尽くしたマイス真夏の馬鹿遊戯大会。
このクソ暑い中、ここまでこんなに暑苦しいネタを読んで下さった方、
管理人、心より愛してます(暑!)。
最後のオマケにベッドとソファーバージョンで。
そのもの乱交パーティーだ。
本当、何やっているんだろう私…。
お粗末様でした。